古事記の天孫降臨の一節である。
そしてその地は宮崎県であるということになっている。
糸島市曽根の「平原遺跡」。
ここの一号古墳からは40枚に及ぶ鏡と埋葬された女王が発見された。
鏡は直径46.5センチの国内最大の内行花文鏡を含み、鏡とともに三種の神器とされる玉と剣も埋葬されていた。
以下の写真は古墳の場所から東を望んだものである。
山々の一番くぼんだところが「日向(ひなた)峠」である。
そこから北(左)側の盛り上がった山が「櫛触(くしふる)山」。
更に北(左)側の一番高い山が高祖山である。
逆に日向峠の南(右)側の山が「韓国山(王丸山)」である。もちろん玄界灘を隔てたところには韓国がある。
そして、山々の向こうには竺紫(つくし)=筑紫(ちくし)である。
古事記には更に天孫降臨の地は「韓国に向かひ」の記述がある。
宮崎には韓国岳があり、糸島も上記の通り韓国にゆかりがある。
つまり、宮崎もこの辺りも天孫降臨の地の記述と似ているのである。
**** 追記終わり ****
さらに埋葬された王は女王であるとされる。
頭を西に足(股間)を東の太陽の昇る日向峠に向けて埋葬されていた。
太陽信仰と共にその信仰の中心人物が埋葬されていた。三種の神器と共に・・・
以上が、平原遺跡を含む糸島地域が天孫降臨の地の説、埋葬されているのが天照大神(あまてらすおおみかみ)であり、ここから日本の歴史が始まり大和への東進が始まる地であった言われる所以である。
この後、伊都国歴史博物館で詳細な展示、国宝の内行花文鏡を見学に行った訳だが、国宝は撮影禁止というので、平原遺跡を発掘し、天孫降臨説を唱えた原田大六氏の銅像で絞めたい。
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